建物の耐震性能を向上させることを
「耐震化」といいます。
旧耐震基準のマンションなどで暮らす住民の安全と資産価値を守り、
地域の防災性を高めるためにも、改修を進め、
耐震化を完備することが重要です。
強度(耐力)を増す
変形性能の向上
「ディスクシアキー」は、補強部材の関節接合で難しいとされていた“SRC造建築物”や“強度の低いコンクリートの建築物”に適用できる画期的な接合部材です。
埋め込み型ディスクと拡張機能付きアンカーボルトで構成されています。誰でも使える技術で、制震ブレース、強度型の鉄骨ブレース等各種の補強工法に適用でき、低コスト、短工期、低騒音での耐震補強工事を実現します。
デザインUフレーム工法は、既存の鉄筋コンクリート造および鉄骨鉄筋コンクリート造架構
の外側に鉄筋コンクリート造の補強フレームを接合する耐震補強工法です。外付け型で、ブレース(筋交い)を用いないフレーム(柱・梁)による補強のため、建物を使用しながらの工事(居ながら工事)を必要とし、バルコニーへの出入り、窓からの採光および外観デザインを大切にするマンション、ホテル、商業施設、病院および事務所ビル等に最適です。
補強タイプには「増設フレーム補強型」と「新設フレーム補強型」の2つのタイプがあり、既存建物の形状にあわせて補強タイプの選択が可能です。
デザインフィット工法は、鉄骨ブレース耐震補強工事において、施工手間がかかり、騒音や粉が発生するアンカー工事を大幅に削減することにより、工期短縮、施工環境の改善、コスト削減を実現した、在来工法と同様に設計・施工できる耐震補強工法です。
また、鉄筋コンクリート架構を既存建物架構に増設し、増設架構内にブレースを設置することで完全外付けまで可能であり、建物を使用しながらの補強工事(居ながら施工) にも対応できます。